【絶景駅53駅目】山あいの盆地を横切る高台にホームがある駅　関西本線・月ヶ瀬口駅

奈良駅から関西本線に乗って3駅先の加茂駅へ。そこからは非電化区間になるので気動車に乗り換えます。そして加茂駅からさらに3駅進むと、目的の月ヶ瀬口（つきがせぐち）駅に到着です。

夜が明けてまだ間もない時刻、ヒンヤリした空気と青みがかった色に覆われたホーム。

相対式二面のホームがカーブしながら長々と延びており、その先の線路は山の中へ消えています。

待合所横の大きな看板には『天下の名勝　月ヶ瀬梅渓』の文字と絵が描かれており気になります。

向かい側を見ると、ホームの下に盆地が見えます。

ホームの下をのぞいてみると、かなり下の方に民家が並んでいるのが見えます。

駅との高低差はかなりのものです。

ホームを結ぶ跨線橋から駅全体を見たところ。

山深い景色の中、左右の盆地を横切るように線路の築堤が続いています。

なんともダイナミックさを感じる風景です。

駅舎はドアのない開放的な鉄骨造り。

駅舎に灯る電灯が温かい。

下車した時は誰もいなかった静かな駅でしたが、
朝のラッシュ時、列車が来る時刻になると多くの利用客がホームに集まっていました。

このような風光明媚な駅にずいぶん多くの乗客がいるのだなと驚きつつ、通勤・通学客でごった返す車内に乗り込みました。