【絶景駅66駅目】気が遠くなるような平原にある元信号場の駅 函館本線・北豊津駅
2016/11/03
函館本線・函館駅から25駅目、長万部駅の3つ手前に、北豊津駅という駅があります。
乗り降りする客は私以外に誰もいませんでした。
ホームは相対式2面2線で、ホーム中央付近に構内踏切があります。
写真は長万部方面の風景。
見事に何もありません。
こちらも驚くほど何もない風景です。
写真右側には線路を撤去したような跡とホームの敷石があり、もとは2面3線あったような雰囲気があります。
ホームから駅前へ降りる階段は、なんと枕木を並べたものでした。
こんな庭のガーデニング的な階段が現役の鉄道駅にあることが驚きです。
左奥の細い建物はトイレです。
「元信号場」という意味ではうなずける風景ですが、それでも「これが駅か!?」という驚きは隠せません。
待合室部分は大変狭く、それでもちゃんとゴミ箱とベンチがあるのはありがたい。
ベンチの上には駅ノートが置かれていましたが、書き込みは当然少ないです。
サビが酷くて判読できません。
読める範囲では以下の様な感じでした。
建物財産標
鉄
北豊津
本屋4(?)号
昭和?4年?月
青函船舶鉄道管理局
進むのを躊躇するレベルのワイルドさです。
沿道には全く民家が見えず、ただひたすら平らな大地が続いています。
この道の突き当りに駅がある…、と誰が思えるでしょうか!?
一応左側に「北豊津駅入口」というささやかな看板が立っているのが救いです。
国道を渡ったところにも木の柱に「北豊津駅入口」と書かれた手作り感満載の看板が立っていました。
そしてバス停のポールには「北豊津信号場前」と書かれています…。
バスには駅とすら認識されていない…。
ちなみに北豊津駅は、1944年(昭和19年)7月1日に北豊津信号場として開業(仮乗降場として旅客扱いしていたらしい)。
1987年(昭和62年)4月1日にJR北海道に引き継がれると同時に駅へ昇格しています。
関連記事
-
-
【絶景駅17駅目】峠の小集落にたたずむ小さな駅 江差線・神明駅
木古内駅から西へ18kmほど進むと、峠の山深いところにポツンとたたずむ小さな駅、 …
-
-
【絶景駅37駅目】霧のたちこめる寂しい無人駅 根室本線・初田牛駅
釧路駅から根室本線に乗って東へ13駅目、駅周辺に民家が全く見えない寂しい駅、初田 …
-
-
【絶景駅54駅目】水郷地帯の田圃の上を走る高架橋の駅 鹿島線・十二橋駅
千葉県を走る成田線の香取駅から北へ分かれる鹿島線に乗り、茨城県に入る手前の駅「十 …
-
-
【絶景駅20駅目】湖の畔にたたずむ町外れの駅 根室本線・東鹿越駅
富良野駅から南へ5駅進むと、湖のほとり立つ東鹿越駅に到着します。 …
-
-
【絶景駅19駅目】旭山動物園の最寄り駅!?壊れかけの待合室と短いホームの駅 石北本線・北日ノ出駅
旭川駅から石北本線に乗り、東へ5駅進むと「北日ノ出駅」に到着します。   …
-
-
【絶景駅32駅目】辺境的風景を楽しめる駅 函館本線・伊納駅
札幌方面から函館本線に乗り、旭川駅の二つ手前に、伊納駅という不思議な駅があります …
-
-
【絶景駅4駅目】崩壊寸前の待合室と板張りホームの駅 宗谷本線・北剣淵駅
旭川駅から宗谷本線に乗って北へ50km、13駅目にある小さな駅、北剣淵駅。 &n …
-
-
【絶景駅42駅目】海と棚田を見下ろせる山の斜面にへばりつくように存在する駅 紀勢本線・波田須駅
三重県の亀山駅から紀勢本線に乗って延々と南下し31駅目、急峻な山々に囲まれた海沿 …
-
-
【絶景駅58駅目】北アルプスと湖が見られる駅 大糸線・ヤナバスキー場前駅
篠ノ井線・松本駅から大糸線に乗り換え、はるばる25駅目にあるヤナバスキー場前駅。 …
-
-
【絶景駅10駅目】どこまでも続く草原が見られる駅 石勝線・東追分駅
室蘭本線と石勝線が交わる追分駅の隣駅、広大な農地の中に東追分駅はあります。 &n …







