絶景駅

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【絶景駅28駅目】特急を合わせても一日11本しか列車が来ない駅 石北本線・白滝駅

      2016/11/03

旭川駅から特急オホーツクに乗って2駅目(停車しない特急もあり)、峠を超えた先にある白滝駅に到着です。

特急停車駅ではありますが、普通列車を合わせても、上りが4本、下りが7本しか利用できる列車がありません。

 

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ホームは2面3線あって、構内踏切で結ばれています。

広い構内は自然豊かで、旅情をかきたてます。

 

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構内踏切から遠軽方面を見たところ。

山々が迫ってくる風景です。

 

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特急停車駅ですが、無人駅。

駅内外は自由に行き来できます。

 

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広めの待合室は、閉め切れるようになっています。

テーブル付きの椅子もあり、落ち着きます。

 

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横長の大きな駅舎がたっています。

 

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駅舎の上の時計台には風見鶏もついていました。

 

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駅舎横にある「開通祈念碑」。

白滝駅付近の鉄道が開通したのは昭和に入ってからです。

この辺りに住んでいた方々にとっては悲願だったことでしょう。

 

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黒曜水の水飲み場。

白滝は日本最大の黒曜石産地だそうです。

 

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駅前通りから駅舎を見る。

バックの山々がいい感じです。

 

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駅前通り左手。

個人商店が並んでいます。

古い建物も多くあり、興味深い。

 

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白滝駅から上白滝駅方面に歩くと、民家はほとんど見えなくなります。

途中、踏切の先に廃屋がありました。

この家に行くためだけの道だったのか、踏切は閉鎖されています。

 

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さらに上白滝駅方面に歩くと、「合気道開祖 植芝盛平翁 ゆかりの地」という碑が立っています。

植芝盛平といえば数々の武勇伝を持つ武術家。

1912年(明治45年/大正元年)春に、和歌山県の北海道開拓移住団体54戸の団長として白滝地区に入植、現在の白滝地区の礎を築いたのだそうです。

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